今回は行政書士とおすすめのダブルライセンス10選というテーマで記事を書いていきます。
こういった方におすすめの記事です!
これから行政書士と何かダブルライセンスを狙っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
行政書士とおすすめのダブルライセンス9選
先に結論だけまとめておきます!
- 司法書士
- 土地家屋調査士
- 宅地建物取引士
- ファイナンシャルプランナー
- 税理士
- 中小企業診断士
- 社会保険労務士
- 簿記
- 弁理士
それぞれを相性の良いランキング形式で深掘りしていきたいと思います。
行政書士とおすすめのダブルライセンス資格9位:弁理士
弁理士資格とは、知的財産権に関する業務を行うために必要な資格であり、特許庁への出願手続き代理などが可能になります。
行政書士資格を取得していると論文試験が免除されるため、とても受験しやすい資格となっています。
弁理士資格を取得することで、行政書士の範囲外の特許や商標登録といった申請もできるようになるため、行政書士資格単体と比べるとできる仕事も増え、事業も拡大させられるのでより多くの需要に応えることができるようになります。
行政書士とおすすめのダブルライセンス資格8位:簿記
簿記とは企業の資産の管理や収益などの記録をするために必要な資格です。
行政書士とのダブルライセンスであることで、財務諸表などを作る際に簿記の知識が役に立ちます。また、財務諸表の作成のみならず読み取りもできるようになるので、企業の相談に乗りやすくなるのです。
株主総会議録の作成もできるようになり、より積極的に企業の相談に乗ることができるため、企業から重宝されやすくなります。
簿記試験は難易度が高くないため、すぐ取れる資格としてもダブルライセンスをお勧めします。
行政書士とおすすめのダブルライセンス資格7位:社会保険労務士
社会保険労務士とは労働や社会問題の専門家です。
行政書士の資格を持っている状態でこの資格をとることで会社の経営を支えるビジネスを行いやすくなります。
会社設立時には行政書士の資格で書類申請を行い、その後は社会保険労務士として社会保険の手続きや労働問題への取り組みといった労務のサポートができるようになり、企業との長い付き合いが可能になるのです。
実際、社労士と顧問契約を結ぶ会社も数多くあるので、ダブルライセンスとしては適しています。
行政書士とおすすめのダブルライセンス資格6位:中小企業診断士
中小企業診断士とは中小企業の経営に関する悩みや問題の解決をしたり、企業をサポートするための知識を所持している専門家です。
会社法という科目が行政書士と重複しているため、資格勉強に取り組みやすい資格でもあります。
設立の際に行政書士としてサポートした会社を、その後も経営の相談に乗ったり、助言ができたりと中小企業診断士としてサポートし続けることが可能になるので、ダブルライセンスを目指す方が多くいらっしゃいます。
行政書士とダブルライセンスの相性の良い資格ランキング5位:税理士
税理士とは納税義務者の納税実現を図るべく、税金申告や税務関連の仕事を行います。
税務を取り扱える資格は税理士資格しか存在しないため、税理士試験は非常に難易度が高く、税理士資格を取得しているだけで行政書士の競争を勝ち抜くことができるようになります。
設立時に行政書士として携わった会社の税理案件に税理士として取り組むことができます。税理士資格を取ると行政書士資格も取得できるため、税理士の試験を受験することでまとめて取る方もいらっしゃいます。
行政書士とダブルライセンスの相性の良い資格ランキング4位:ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーとは資産運用といったお金に関する知識の専門家です。
様々な階級がありますが、行政書士とのダブルライセンスとして役立てるのであれば、国家資格の2級以上が必要となります。
試験では行政書士の試験にあった民法の知識を活用できるので、取り組みやすいです。
会社設立時に行政書士として書類制作などを行なった会社に対して、ファイナンシャルプランナーとして資金計画ができるといった長い付き合いが可能になります。
行政書士とダブルライセンスの相性の良い資格ランキング3位:宅地建物取引士
宅地建物取引士とは宅地や建物を行政書士は不動産関係の書類を扱うことが多いので、宅地建物に関する売買、交換などといった事務を行う専門家です。取引士の資格を持っておくと
相続関係の業務を行政書士として行なった際にかなりの確率で直面する不動産の売却の問題を宅地建物取引士として解決することができるようになります。
科目はほとんど共通しており、難易度もさほど高くないので、ダブルライセンスをしやすい資格となっています。
行政書士とダブルライセンスの相性の良い資格ランキング2位:土地家屋調査士
土地家屋調査士は不動産の表示に関する登記を代理者として行なったり、測定や調査を行います。司法書士とは異なり、不動産の物理的な状況を示す分野での不動産登記を行います。
このように、行政書士と関わる仕事が多いため、両方の資格をとっておくと業務への理解が深まり、仕事がしやすくなるのです。
また、農地を宅地や駐車場にする際に土地家屋調査士としての資格で測量を行い、行政書士としての資格で書類申請ができるので、1人での作業が可能になります。
行政書士とダブルライセンスの相性の良い資格ランキング1位:司法書士
司法書士とは民事訴訟などの代理人を行なったり、登記・供託手続きを行なったりする法律事務の専門家です。
行政書士の書類提出先が役所なのに対し、司法書士の書類提出先は法務局なので、二つの資格を保持することで法的書類を網羅することができ、仕事がとてもスムーズにできるようになります。
また、科目が被っているため受験しやすいのもダブルライセンスをお勧めする理由です。司法書士の試験は難易度が高いため、行政書士の勉強をしていると他の受験者に比べて有利です。
ダブルライセンスで出来ることの幅が広がる
様々な業務の自動化が進んでいる現代で、書類作成をすることが多い行政書士ではとって代わられる可能性も低くありません。
生き残るためにも、ダブルライセンスにより一人でより多くの業務を担当できることが大切になってきます。
行政書士としての作業だけでなく、その次の段階の作業なども一人で行うことができるようになることで、会社とより長い付き合いが可能になり、企業にとっても重宝される人材となることは間違いありません。
短期間でダブルライセンスを取得するための方法
結論、ダブルライセンスを効率的に取得するには通信講座を使う方法がおすすめです。
独学で目指すのも良いですが、それだと効率が悪いですし、どうしても時間がかかってしまいます。
ダブルライセンスということは1つの試験に合格するのにそれほど時間をかけない方が良いですよね。
どういった行政書士でどういった通信講座を選べば良いのかは別の記事でまとめているので、そちらの記事を参考にしてみてください。